還暦祝いに琉球ガラスのぐいのみをプレゼント

ぱっくん

2008年06月08日 08:32

父と母の還暦祝いに喜ばれるプレゼントを探していますが、

還暦祝いと言えば、”赤”にちなんだものが贈り物に選ばれますが、

こんなかわいらしい赤い琉球ガラスのぐいのみを見つけました。



還暦祝いのプレゼントにもよさそうな赤い琉球ガラスの作品ですが、

琉球(りゅうきゅう)と言えば沖縄。

これは沖縄の手作り名産物なんです。



琉球ガラスの歴史をたどると、

沖縄でガラスが造られたのは、

今からおよそ90~100年ほど前からになるそうで、

当時は主にランプのほややつけもの瓶などが型吹き方法で

造られていました。


戦後、沖縄でのガラス工場の復興は、

戦前から造っていた人たちや、疎開先から引き上げてきた

ガラス職人たちが、本土から技法を取り入れ生産を始め、

ガラス工芸として脚光を浴びたのは戦後のことです。


米国駐留軍の需要が多いことからガラス造りが盛んになり、

昭和47年以前(復帰前)のガラス製品は、

その生産の60%を米国に20%を本土に輸出して、

残りの20%が県内で販売されていたようです。


琉球ガラス細工のお客さんのほとんどが米国駐留軍人だった

こともあり、製品はすべて米国人の生活様式と好みに合わせて造られ、

パンチボールセット、サラダボール、ドレッシング用の瓶、

ワイングラス、シャンパングラス、造花などが現在までに

生産されてきたという歴史を持っています。


この手作り琉球ガラスの質感の中でも、

ヒビ模様の入った作品がきれいだなあと思うのですが、

これは1,300度以上に熱しられたガラスを一瞬冷水に入れ、

急激な温度差で表面にヒビを入れる技法で作られますが、

ちょうど陶芸作品の貫入のような感じで、

見て楽しむこともできそうなキレイさがあります。


父と母の還暦祝いのプレゼントとしても、

使ってよし、見て楽しんでよしの贈り物になりそうです。




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還暦祝いや記念日にはこんな陶器の赤いぐい呑みもいい

・還暦祝いには赤いぐい呑みで祝いの酒を飲む

・父の日のプレゼントには、こだわりの酒器ぐい呑み(ぐいのみ)






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